今日は農林技術研究所に行って来ました。目的は試作メロンの試食です。
今回試食したメロンはサナテックライフサイエンス(株)さんから試作栽培を依頼された品種です。
ちなみにサナテックライフサイエンスさんはゲノム編集技術を用いて機能性成分であるギャバ含有量の高いトマトを開発した会社さんで、
下記は会社HPから抜粋しました。
この会社は最新の革新的バイオテクノロジーを利用して農作物を改良し、明日の子供達、明日の地球を守ることを目的として設立されました。社名にあるサナ(Sana)はラテン語で健康という意味で、我々の商品で人々をより健康にしたいとの願いが込められています。
1953年にDNAの二重らせん構造が発見されてから、人間、動物、植物など多くの生物の遺伝子構造が詳細に研究され、異なった遺伝子のそれぞれの役割が発見され続けています。最近では世界中の科学者による研究の末、2012年にクリスパー キャス ナイン(以下CRISPR)という技術が開発されました。この技術により生物の持つDNA配列を、的確に外部の他の種のDNAを導入することなく、狙い通り無駄なく遺伝子編集が可能となりました。ゲノム編集技術は次世代の農作物開発にとって大きな可能性を秘めており、食料の持続的な確保と同時に栄養、加工、貯蔵、健康(アレルギー誘発の減少など)面からの食料の品質改善に貢献するものと思われます。
筑波大学生命環境系/つくば機能植物イノベーション研究センターの江面浩教授はこの分野における権威的先駆者であり、ゲノム編集技術を用いて機能性成分であるギャバ含有量の高いトマトを開発されました。同氏はこの機能性成分であるギャバ含有量(ストレス軽減や血圧の降下にも効果があるとされる)の高いトマトを消費者に届けるためにサナテックライフサイエンス社の技術担当取締役に就任されました。
今回はメロンのゲノム編集に取り組まれるにあたり、まずはメロンの味を確認したいとのことで試作栽培の依頼がありました。
天使音マスクメロンもゲノムの編集を視野にいろいろと検討していますので、いいご縁をいただいたと思い試作栽培をお受けしました。
ゲノム編集でメロンを食べたら健康になる!そして癌が治るような夢の品種開発を目指しています!
写真は右から社長の影山雅也、農林技術研究所の大場さん、小杉さん、(株)まさ屋の社員村松翔太、影山大晃、しゃがんでいるのが農林技術研究所の野村さんです。
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